ビジネスマナーの大切さを実感!

来客にもしっかりと対応しないといけない

企業看護師として医務室に勤務する場合、自社の社員が対象となっているのですが、当然会社なのでいろいろな人が訪れます。もし来客が来て、急に具合が悪くなってしまった場合には、当然企業看護師が対応しなければいけません。このような来客に対応する場合には、普段社員を対象に仕事をしているとき以上に注意するべき点があるのです。

それはビジネスマナーなのですが、会社の医務室に勤務しているとは言っても、その会社で雇ってもらっている以上は社員であり、来客は大切な得意先でもあります。よって最低限のビジネスマナーを知っていないと、会社のイメージを損なってしまう場合があるので注意しないといけません。

自分は看護師だから関係ないという対応ではいけませんので、やはり自分も社員であるということを自覚して仕事に取り組むことを忘れてはいけないのです。もちろん来客側も得意先に来ているということを踏まえているので、当然企業看護師には感謝するでしょうし、忙しい中来てくれたのですから、丁寧で心のこもった対応をするのは当然でしょう。

どのような対応をするべきなのか

もし来客が急に体調不良を起こして医務室に来たときは、どのように対応するのがビジネスマナーとしてふさわしいのでしょうか。まずは具合が悪くなっているのですから、どのような状態であるのかを詳しく聞かなければいけません。本人が話せる状態であれば本人から聞きますし、通常は誰かに案内されてくるでしょうから、付き添っている社員に聞く場合もあります。

ここまでは社員と全く変わりありませんが、もし救急車を呼ぶべきであれば、このような状態なので救急車を呼ばれた方がよいですと丁寧に話しましょう。もし休んでいれば大丈夫という場合であれば、相手が緊張しないようにゆっくりと休んでくださいと声をかけるべきでしょう。また、産業看護師と患者が常に顔を合わせていると休みにくいので、衝立などで配慮することも必要になります。